楽天カップ(Rakuten Cup 2019)、バルセロナvsチェルシーが23日に埼玉スタジアム2002で開催された。
リーガ・エスパニョーラ王者とヨーロッパリーグ(EL)王者が日本で相まみえた。コパ・アメリカに参戦したメッシやスアレスが不在のバルセロナは、グリーズマンが先発でデビュー。今夏に加入した安部裕葵(所属はBチーム)は負傷もあってメンバー外となり、ベンチ横で試合を見守る。一方のチェルシーは、0-1で敗れた先日の川崎フロンターレ戦から5選手を変更して試合に臨んだ。
5万1126人の入場者を記録した(埼玉スタジアム最大収容人数6万3000人)一戦の立ち上がり、徐々に主導権を握ったのはボール回しに一日の長があるバルサ。19歳のリキ・プッチが頻繁にボールに絡みながら、機を見てデンベレやグリーズマンが仕掛けていく。しかし、先に決定機を迎えたのはチェルシーだった。23分、ボックス左角でボールを受けたプリシッチが仕掛けてシュート。GKに弾かれたボールをアブラハムが詰めたが、シュートを枠に飛ばすことができなかった。
すると、先制したのはミスを突いたチェルシーだった。高い位置でブスケッツにプレッシャーをかけたジョルジーニョが縦パスをカット。ルーズボールをゴール正面の絶好の位置で拾ったアブラハムが、飛び出してきたテア=シュテーゲンをうまくはずしてシュートを流し込む。21歳のアブラハムがチャンスを活かし、チェルシーが先制した。
1-0で迎えた後半、チェルシーがD・ルイスとエメルソンに代えてズマとマルコス・アロンソを投入したのに対し、より開幕まで時間があるバルセロナは全選手を変更する。後半も立ち上がりはバルセロナペース。積極的にシュートを放っていくが、安定感あるゴールキーピングを見せるケパの牙城を崩せない。
終盤にかけてはやや試合が膠着。チェルシーは、リードを保ちながら無理せず試合をコントロールする。81分にはミドルレンジからバークリーが見事なコントロールシュートをニアサイドに沈めて2点差に。91分にはラキティッチがミドルシュートを決めてバルサが再び1点差としたが、反撃もここまで。チェルシーが白星で日本での2試合目を終えている。
<バルセロナ・スタメン>
GKテア・シューテゲン
DFピケ
DFアルバ
DFセルジ・ロベルト
DFウンティティ
MFブスケツ
MFO・ブスケツ
MFコジャード
MFプッチ
FWデンベレ
FWグリーズマン
<バルセロナ・ベンチ>
GKネト
GKペーニャ
DFセメード
DFトディポ
DFラングレ
DFアラウホ
DFジャイマ
MFラキティッチ
MFラフィーニャ
MFアレニャ
MFデ・ヨング
MFモンチュ
FWマルコム
FWペレス
<チェルシー・スタメン>
GKケパ
DFアスピリクエタ
DFクリステンセン
DFダビド・ルイス
DFエメルソン
MFジョルジーニョ
MFプリシッチ
MFコバチッチ
MFマウント
MFペドロ
FWアブラハム
<チェルシー・ベンチ>
GKカバジェロ
GKカミング
DFズマ
DFザッパコスタ
DFアロンソ
DFトモリ
MFドリンクウォーター
MFバークリー
MFバカヨコ
MFパルマー
FWジルー
FWケネディ
FWバチュアイ
<バルセロナ・スタメン>
GKテア・シューテゲン
DFピケ
DFアルバ
DFセルジ・ロベルト
DFウンティティ
MFブスケツ
MFO・ブスケツ
MFコジャード
MFプッチ
FWデンベレ
FWグリーズマン
<バルセロナ・ベンチ>
GKネト
GKペーニャ
DFセメード
DFトディポ
DFラングレ
DFアラウホ
DFジャイマ
MFラキティッチ
MFラフィーニャ
MFアレニャ
MFデ・ヨング
MFモンチュ
FWマルコム
FWペレス
<チェルシー・スタメン>
GKケパ
DFアスピリクエタ
DFクリステンセン
DFダビド・ルイス
DFエメルソン
MFジョルジーニョ
MFプリシッチ
MFコバチッチ
MFマウント
MFペドロ
FWアブラハム
<チェルシー・ベンチ>
GKカバジェロ
GKカミング
DFズマ
DFザッパコスタ
DFアロンソ
DFトモリ
MFドリンクウォーター
MFバークリー
MFバカヨコ
MFパルマー
FWジルー
FWケネディ
FWバチュアイ