12/2フロンターレ川崎が最終戦に勝利を飾り、鹿島アントラーズが引き分けたため、悲願のJリーグ初優勝した。
初優勝こそ嬉しいが、今年度からの優勝賞金が凄い事になっている。

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 Jリーグは昨年7月に英動画配信大手のパフォーム社が提供するスポーツのライブストリーミングサービス「DAZN(ダ・ゾーン)」と17年から10年間、約2100億円の大型放映権契約を締結。今季より優勝チームへの配分金が大幅に増額している。


 優勝した川崎Fには、今季のリーグ優勝で総額18億5000万円が渡ることが決定。内訳は優勝賞金が3億円、そして理念強化配分金が翌年以降の支払いとなるが、18年に10億円、19年に4億円、20年に1.5億円が支払われることが決まった。このほか、J1クラブに均等配分される3億5000万円もあり、川崎Fは総額22億円を受け取る。

 また2位の鹿島には賞金1億2000万円、そして理念強化配分金が18年に4億円、19年に2億円、20年に1億円で総額8億2000万円が支払われる。鹿島アントラーズにとっては総額差は10億3000万円。大きな差を生むV逸劇となってしまった。

 なお3位のセレッソ大阪には賞金6000万円と理念強化配分金が18年に2億円、19年に1億5000万円。4位の柏レイソルには理念強化配分金が18年に1億8000万円支払われることになる。ただし理念強化配分金を受け取るためには同年度の審査を通過する必要がある。

 昨年度、年間優勝した鹿島が受け取った賞金は総額1億8500万円(年間総合優勝1億円、第1ステージ優勝5000万円、年間勝ち点3位2000万円、CS準決勝勝利1500万円)だった。

来期もフロンターレ川崎はアジア・チャンピオンズリーグを戦うことになる。この補強費をうまく利用して常勝軍団、リーグ連覇とアジア・チャンピオンズリーグを目指して欲しいものだ。